原発性局所多汗症とは、とくに原因となる疾患もなく 手のひら、頭部、顔面、腋窩（腋の下）、足の裏などの特定の部位から、生活に支障をきたすほど大量の汗をかいてしまう疾患。

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世界の人口の約5%が多汗症に悩んでおり、朝起きてから就寝まで、緊張していない状態や涼しい時でも、自分の意思とは無関係に大量の汗をかいてしまいます。 

汗の量は人によって異なり、手が湿る程度から、汗が滴り落ちるほどまで様々です。

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「汗をかくのは若いから、健康な証拠だよ」とか、「汗が多いのは体質のせい」と言われこれまで家族でさえ理解されずに汗に悩まされ続ける毎日は、QOL（生活の質）を著しく低下させてしまいます。

このような状況は、多汗症当事者が日々直面している現実です。そして、この現実を変えるために、私たちはNPO法人を設立する決断をしました。私たちの目指すのは、多汗症の理解を深め、当事者のQOLを向上させることです。私たちの活動を通じて、多汗症に悩む当事者が自信を持って生活できる社会を目指しています。このNPO法人の設立は、その第一歩となることを信じています。

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多汗症は進行性でもなく、生命に危険を及ぼすものではありませんが、日常生活には大きな影響を及ぼす可能性があります。

例えば、手が濡れていると物をしっかり握るのが難しくなったり、人前で大量に汗をかくと恥ずかしい思いをすることもあり、これらのことが、QOL(生活の質)を著しく下げてしまう可能性があります。 ​

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そのため、原発性局所多汗症の治療は、汗をかく症状を軽減し、生活の質を改善することを目指しています。治療法はいくつかありますが、どれも完全に治るわけではなく、保険が適用されないというデメリットがあることを覚えていた方がよいでしょう。これらの治療法は、症状の重さや当事者の生活スタイルによって選ばれます。医師と相談して、最適な治療法を選ぶことが大切です。 ​ 適切な治療の選択により生活の質を改善することが可能です。この病気は、自分一人で悩まず、専門医に相談することが大切です。それにより、自分に合った治療法を見つけ、生活の質を向上させることができます。 ​

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QOL(生活の質)の向上は私たちが自分自身の可能性を最大限に引き出すことによって自己の能力を最大限に活用し、自己の目標を達成することで、達成感や満足感を得られ、新しい知識を得ることや、新しいスキルを学ぶことで、自己の可能性を広げ、生活の質を向上させることができると信じています。個々の価値観や生活環境により、何が生活の質を向上させるかは異なるかもしれませんが自分自身の可能性を最大限に引き出すことは、自己の成長とともにあります。

 

「asse.」の理念は「生活の質を向上させることができたのならば、前を向き、輝きのある日々を送ることができるかもしれない」 これは当事者が生活の質の向上により、より良い未来を創造する可能性を信じていることを示しています。

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​ 「asse.」は、この理念を具現化するために、当事者が自分自身の生活の質を向上させるためのリソースや情報の提供を目指します。これは、教育プログラム、コミュニティイベント、ワークショップなど、さまざまな形で行われる可能性があると信じています。これらの活動は、当事者が自分自身の能力を向上させ、自分自身の好きと強みによりスキルを習得するのを支援。 ​ さらに、「asse.」は、当事者が前を向き輝きのある日々送れるように支援するだけでなく、一般市民に対して「多汗症の周知・認知・理解」を深めることを目指しています。これは、社会的な問題に対する意識を高め、解決策を提供することで達成されます。これにより、「asse.」は、当事者だけでなく、社会全体の生活の質を向上させることを目指しています。 ​

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​​最後にお願いがございます。

​多汗症は非常にデリケートな問題であり、誤解や偏見が広まることで当事者を深く傷つける可能性があります。情報を共有する際には、正確さと敬意を持って取り組んでいただくことを強くお願いします。また、誹謗中傷やハラスメントに該当する行為は、法的な対応を取らざるを得ない場合がありますので、ご理解とご協力をお願いします。

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